釜山でも連日、一日のコロナウイルスへの罹患者数が記録更新と、危機感が強まっております。
病院でのクラスターや、デパートでの感染等、生活圏での感染報告が出ておりますが、それに加えて、予防接種を2回受けていて感染した人がいること。
2回受けて、、、、普通に考えれば何ら普通のことです。
しかし、こちら韓国では違います。
ワクチンを2回打てば無敵になる。予防措置(マスクの着用、うがい手洗い、消毒等)を取らなくても無敵なので何ら問題ないと考えているようです。
そのため、ワクチン接種をした人は無敵状態なので何をしても良い。
そういった考えなので、感染が拡がっているのでしょう。
同じ日本人でもワクチンを打てば無敵になると思っている人も身近にいますし、ワクチン打てば日本に行けると思っている方もいらっしゃいます。
自分が感染しても軽症で済むでしょうが、他の人にうつしてしまうのではないか?と考える人は少ないようなので、そこのところをきちんと周知するべきではないかと思っています。
また、こちら韓国のワクチン接種では、2回目のワクチンを選ぶことができます。
1度目にアストラゼネカ社製のワクチンを接種しても、2回目は同じアストラゼネカにしても良いですし、モデルナ、ファイザー等から選ぶことができます(病院によるでしょうけれども、厳密に言うと、在庫があればワクチンを選ぶことができますし、2回目接種の前に希望を聞かれます。)。
2回目に1回目のワクチンとは別のものを接種する人なんていないでしょう?とお思いでしょうが、ここは韓国です。(韓国人はハイブリット注射をした方が、効果があると思っている人も多いみたい。。。)
では、なぜこのような接種が行なわれるのかと言いますと、ワクチンが足りていないからの様です。。(本来は、2回目に打つべき1回目に打った物と同社製のワクチンを他の人の1回目接種で使ってしまい、在庫切れの場合もあるのでその時にあるものを打ってしまいたい(誤魔化したい)。)
1回目を打ち終わって、2度目を打つ日程が決まっているのに、リスケされるケースも耳にします。
2回接種しなければならないワクチンを、見かけの接種率の数字だけを追いかけたために、1回目の接種に躍起になってしまった。。
その結果が徐々に表面化してきております。。